フルコンタクト空手の基本的なルール
これまでは伝統派空手の技や試合の仕方を述べてきたがここからはフルコンタクト空手について述べることとします。
沖縄から空手が本土に伝わった時、まず型が伝わったと言われています。
古武道の様にまず正しい技の使い方を伝えようとしたものと思われます。
しかし、元気の良い学生が空手に興味を持ち修業を始めたとき、柔道や剣道の様に試合形式があれば上達の励みになると考えました。
しかし、威力のある空手の突きや蹴りを直接当てあったら、怪我や流血が絶えなくなり試合化は困難ではと問題になりました。
そこでいろいろな工夫がなされる中で、突きや蹴りが当たる手前で止める寸止めという組手のやり方が普及して、伝統派空手の組手の普及が始まりました。
それが発展したものが現在の伝統派空手の試合形式です。
しかし、中には直接当てないと空手の威力が示せないとして直接打撃性を模索するグループも存在しました。
その一部は、剣道の様に面や胴の防具を付け、手にはグローブを付けて戦う防具付空手が出来てきました。
しかし、防具を付けると素手素面の空手の本質とは離れるという事で、防具なしの直接打撃性を主張する空手が出てきました。
1970年少年漫画誌から大ブームとなった極真会館であります。
大々的に全国的な試合を開催し人気を博しました。
これが現在のフルコンタクト空手の元になっています。
それから、極真からの分派や他の流派から極真ルールに近いものを採用してフルコンタクト空手を展開する流派が沢山出来ています。
それからキックボクシングからの流れでグローブを付けて顔面有の試合をするグローブ空手の流れもあります。
フルコンタクト空手のルール
直接打撃性という事で、何でも有という事では怪我人続出となりますね。
そこで、安全に試合をするためのルールが試行錯誤で作られてきました。
代表的な極真ルールについて説明します。
1.顔面の手の攻撃以外(他にも禁止場所有)は素手素足での直接打撃の攻撃をおこないます。
2.試合時間は3分(予選は2分)で一本、技あり二本で勝利となり、それ以外は優勢勝ち、あとは相手の棄権、失格でも勝利となります。
3.技が決まって相手が3秒以上ダウンしたら一本、その前に立ちあがってきたら技ありとなります。
反則技(主なもの)は以下のものがあります。
1.手や肘による頭や首への攻撃
2.金的への攻撃
3.頭突きでの攻撃
4.倒れた相手への直接攻撃
5.衣服のつかみ
等がある。
流派によってルールは違いがあるので試合前にはよく確認する必要があります。
試合に勝つにはルールに精通するのが上達の早道です。
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