フルコンタクト空手の主な流派と特徴について
フルコンタクト空手を学びたいけど、どこの道場に入ればいいか迷っていませんか?
道場によって様々な種類の空手があります。
道場を見学して周るのも必要ですが、ここで足を止めて空手について学んでみませんか?
1,フルコンタクト空手とはなんでしょうか?
空手の定義ほど曖昧なものはありません。
フルコンタクト空手とは、一般的に素手での直接打撃を行うルールの空手を指します。
しかし、グローブや防具をつけた種類の空手もフルコンタクト空手と呼ばれることもあります。
素手での打撃がルールとなっている空手でも、試合によっては拳サポーターや防具をつけます。
新空手に代表されるグローブ空手は、その実キックボクシングとほとんど変わりません。
グローブ空手の道場から多くのプロキックボクサーが輩出されます。
さらに、グローブ空手の試合には白帯をつけたキックボクサーが出場します。
なぜ白帯かというと、グローブ空手の試合に出るためだけの購入した空手着だからです。
そのためグローブ空手の会場では、白帯イコール初心者ではなく、白帯イコール空手以外の種類の格闘技を収めた選手という認識になります。
こうした試合に出る空手道場には、実質キックボクシングの練習しかしていない選手もいます。
空手着を着ていれば空手家なのでしょうかという疑問も浮かびますが、空手という定義そのものが非常に曖昧化しています。
また、関節技や投げ技などの組技を行う種類のフルコンタクト空手も存在します。
元々沖縄空手には「逆技」と呼ばれる組技が存在していたので、おかしなことではありません。
広義で見れば、寸止め空手や型のみを行う伝統派空手以外はフルコンタクト空手と言うことになります。
狭義では、顔面への突きを禁止された、素手で行われる種類の空手をフルコンタクト空手と呼びます。
2.フルコンタクト空手の主な流派
あまりに多くの流派が乱立していている空手、中には自分こそ空手会の頂点だと主張する流派もあれば、「よそはよそ、うちはうち」と他流派に関心を示さない流派もあります。
空手の中で、特に有名で大きな流派だけを紹介いたします。
1.極真空手
直接打撃性、つまりフルコンタクト空手を作り世に広めた大山倍達が創設者である、極真空手(極真会館)が最も代表的とされるフルコンタクト空手の流派です。
空手バカ一代という漫画が流行し、大きく門下生を増やしました。
極真空手はいくつかの団体に分裂していますが、これらは別の流派ではなく、別の会派を持つ同じ流派となります。
2.グローブ空手
グローブ空手は、k-1の流行により門下生を多く増やしました。
代表的なのは正道会館や世界空手道連盟 士道館です。
グローブ空手を行う小さな町道場はたくさんありますが、そうした道場のほとんどが、極真空手とグローブ空手の両方を練習します。
理由は大きく2つあり。
1つは、グローブ空手だけに終始してしまうとキックボクシングと変わらず、空手としての差別化ができないため。
2つは、素手による格闘と、顔面への突きが存在する格闘の両方を習得するのが実戦的であるという考えからです。
3.総合空手
総合空手とは、組技も許された空手です。
グローブ空手で触れた士道館もこれをおこなっいます。
総合空手として有名なのは大道塾です。
防具を着けていますが、組技・投げ技・マウントからのパンチなど、総合ルールと変わらないほど多くの攻撃が許されています。
総合空手というより総合武道と称しているため、空手の定義からかなり逸脱しているかもしれません。
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