空手の型「アーナン」とは?
空手の型には種類がたくさんあり、各流派ごとにも代表的な型があります。
流派の一つである劉衛流の代表的な型であり伝統空手の有名な型の一つにアーナンという型があります。
今回は「空手の型アーナンとは?」をテーマに上達に役立つアーナンの特徴や練習する上でのコツを紹介していきましょう。
1.アーナンの特徴
アーナンの特徴として身体の動かし方が円を書くような動きを多く取ります。
そして手の動きとして拳ではなく掌の形で動かすことが多いです。
受けも廻し受けを多用し、攻めには手刀や掌ていを多く使う型です。
そのため手刀や廻し受けなどの練習をしっかりとしておくと上達させやすいでしょう。
空手の型の中で正拳突きなどを多く使う型と手刀などを多く使う型ではっきりと分かれていることがよく見受けられますが、伝統空手の型には掌の形での動きが多い印象があります。
もともとは琉球の流れを汲んでいるのが空手の源流ですので伝統空手に掌の動きが多いのも当然なのだと思います。
2.アーナンを練習上での注意点・コツ
次にアーナンの型を練習する上での注意点やコツを紹介していきましょう。
まず型の最初に両手を逆手に胸の前で合わせてからその手を拳の形に戻しながら足を基本の八の字立ちにする場面ですが、拳に戻す際に両手を交差させないで中心から分かれるように下に下ろすようにしてください。
またその後の正面の敵に向かって廻し受けからの掌ていを打つ場面がありますが、ここもしっかりと足の動きを円の動きで進むことを意識してください。
同時に手の動きも廻し受けと掌ていが混同しないようにしっかりと使い分けましょう。
また基本的な動きがゆっくりなため攻めに移行する際に素早く正確に動くように意識して練習すれば上達のスピードも上がると思います。
蹴り足や突きの打ち終わりなどの残心などをしっかりと分かるように取ることも上達には大事なことです。
残心は空手の型には欠かせない動きですのでこの型だけではなくどの型を練習するときでもしっかりと取ることを意識しましょう。
アーナンは伝統空手の中でも有名な型で、技の種類なども伝統空手らしい動きを多く取る型です。
空手の練習に慣れてきた時期に練習することでまた新たな空手に触れることが出来る大切な型の一つだと思います。
このアーナンの型をしっかりと練習して伝統空手の動きを知識としてだけではなく、身体に染み込ませるように頑張って稽古をしていってください。
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