空手の型(形)が上達する練習方法
空手の昇級審査や昇段審査の前に慌てて型(形)の練習をする人がいます。
これはフルコンタクトの道場生に多いのですが、順番を覚えられない、難しい動作が多い、だから覚えられない。
そうでしょうか?空手の型(形)は、実は基本動作の集まりです。
普段から基本の動きをきちんと習得していれば、難しい動きではないはずなのです。
1.順番を覚える
基本中の基本ですが、当たり前のことです。型(形)を覚えるときに一番困るのが演武線でしょうか。
右回りなのか左回りなのか、どっちを向いているのかなど、動画を見ているだけではなかなか難しいものがあるようです。
人によって覚え方はさまざまですが、私は号令数の多い型(形)などは区切って覚えていました。
道場では先生が教えてくれますので、とにかくできるところを反復練習です。足運びだけを広場で練習したこともあります。
よく型(形)の講習会などで、順番も知らない人が参加したりしますが、それは教えてくれる人に失礼だと心得ておくべきです。
講習会は順番を教える場ではないことを十分に知っておきましょう。
2.立ち方
型(形)によってはたくさんの種類の立ち方を連続して行ったり、同じ立ち方を延々と続けたりします。
スピード重視の型(形)を演武しようとして立ち方がおろそかになったりします。
これはNGです。
立ち方の正確さで型(形)の是非が問われますから、正しく立つことは型(形)を上達するための一番の近道です。
3.運足
空手の型(形)で重要なのは、ふらつかない運足です。このためには足腰の強靭さが求められますから、日ごろから下半身強化に努めましょう。
審査などで重視されるのは、型(形)の正確さです。この正確さとは、先ほどの立ち方もそうですが、運足の仕方も大いに関係します。
このためには普段の移動基本が需要となってきます。基本だからとおろそかにせず、すべてが上達への道なのだと思って取り組むべきです。
4.手技
型(形)には受け技、突き技、基本にはない動きなど様々な技で構成されています。
しかしこれには一つ一つ意味があります。決して自己流にせず、基本の動きを守ってください。
型(形)独特の動きがある場合は、その意味を知ってください。一度クセがついてしまうと、修正するのは難しいのです。
5.演武線
型(形)を習得する上で困難を極めるのが演武線を守ることではないでしょうか?
順番を覚えるときにきちんと体に叩き込んでおきましょう。
縦横の演武線の場合はそうでもないですが、斜めになると角度が違ったりして、試合などでは減点の対象となります。
6.気合い
空手の型(形)には決まった箇所で気合いを入れます。意外とこの気合いを忘れてしまう人が多いです。
気合いも型(形)の一つであると考え、一人で練習するときなどは息を強めに吐くなどの癖付けをしておくと良いと思います。
7.おわりに
上記の事項に気を付けて、地味ですが練習を繰り返すことで空手の型(形)は上達します。
時々上手な人の動画などを見て意識を高めるのも良いと思います。イメトレも有効な方法です。
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