空手の型における呼吸について
空手の型だけに限ったことではありませんが、正確、且つハッキリとした動きを出すためには呼吸が重要なポイントになってきます。
そこで今回は「空手の型における呼吸について」のテーマで空手の型と呼吸の関係、呼吸による上達効果を紹介したいと思います。
1.呼吸の仕方一つで動きの質が決まる
まずは空手の型と呼吸の関係性と呼吸の重要性を説明したいと思います。
空手の型に必要な要素に静と動・緩急の使い分けの二つがあることは前回紹介したと思いますがその静と動・緩急の使い分けをスムーズ且つ上手に出すために必要なのが呼吸の仕方なのです。
例えば止まった状態から中段突きを出して当たる瞬間に短く息を吐くようにすれば突きのキレがより出ます。
また相手を見据えて警戒しながら技の残心を取るときには息をゆっくりと長く吐くようにして動くようにすれば、全身がぶれないで綺麗に動くことが出来るでしょう。
また動きと動きの合間に一旦息を止めて静を作り、そこから技を出すための動の呼吸を出すことも大切です。
こうすることで静と動をしっかりと出せて型の上達度合いも違ってくるでしょう。
このように呼吸の仕方一つで色々な動きをより良い動きにレベルアップさせることが出来るのです。
そして呼吸をマスターできれば自然と静と動・緩急の使い分けが出来るようになるのです。
2.型の前にも呼吸を整える
これは型の内容のことではありませんが、型の試合などの直前はとても緊張するものです。
緊張しすぎると普段の動きが出来ずに悔しい思いをすることもあります。
そうならないように本番前に深呼吸をして身体の正中線に一本の真っ直ぐな棒を通したようなイメージをすることで、普段の動きを変わらずに出すことが出来るようになると思います。
3.呼吸の仕方
このように色々な動き、技術と密接な関係にある呼吸ですが、その呼吸を簡単に出せるやり方を紹介しましょう。
まず基本として呼吸の仕方として鼻から息を吸い口から出すようにすること。
息を吐くときは口を「ふ」の口で細く出すこと。
「は」の口で出しても全然効果がないので気を付けてください。
また基本的に静から動の動きまでの間は息継ぎはしないほうが一連の動きにメリハリが出やすく、技が綺麗に見えるでしょう。
このように呼吸の仕方一つで身体の動き・技のキレが全然変わってくるので、型の練習時は積極的に呼吸のことを考えて上達していけるよう日々の練習に励んでください。
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