演武とは?|空手の上達法
演武はどちらかというとあまり空手のイメージとして馴染みのないものかも知れません。
空手と言えば一般的には、対戦相手と打ち合う「組み手」の方がメジャーです。
しかし、演武の世界も空手の持っている精神論や歴史に裏打ちされた素晴らしさが感じられるものを持っています。
演武は相手との対戦はなく、正しく自分との戦いです。
そこにはぶつかり合う激しさはありませんが、厳しく律された静謐な凄みが感じられるでしょう。
1.演武とは
演武とは、空手の型を一人で行う種目です。
対戦相手に技をかけてその有効性を競うのではなく、その型をより正確に表現することを目指します。
演武を競技として行う場合には、その正確性、キレや緩急の付け方、身体の使い方などを競うことになります。
さらには、型の意味や意義を理解した上で、それを表現できるかどうかを判定されます。
演武には、比較的一般にも知られている「瓦割り」や「板割り」と言ったパフォーマンスに近いものも含まれることがあり、空手道を世に知らしめる上でも重要な役割を果たしていると言えるでしょう。
2.演武の型とは
演武では、型を正確に行うことが競われますが、競技では一連の流れに沿った技の展開が行われることとなります。
一つの型ではなく、複数の型を組み合わせて流れるように演じていきます。
空手の演武でよく見られる型で、一般にも人気が高く、専門的にも評価の高い技があります。
泊抜塞(トマリバッサイ)
公相君小(コウソウクンショウ)
北谷屋良(チャンタン・ヤラ)
これらの型は、演武の世界大会などでもよく見られるもので、日本人選手でも得意とする人が多くいるようです。
演武で型を行う場合には、一つ一つの型を正確に表現することだけでなく、メリハリのある動作でキレと迫力を出すことも必要となります。
また、次の動作へとよどみなく移る滑らかさも必要です。
瓦割りや板割りといった迫力ある演武では、個人で行う場合や集団で同時に行う場合があります。
個人で行う場合にはやはり動きの正確性が、さらに集団で行う場合にはその動作の統一性も問われます。
同じ空手でありながらも、競技となればその勝敗の決め手をたがうこととなる組手と演武。
演武を上達したいと考える場合には、組手とは違った視点や視野を持ち、訓練を行うことが必要とされています。
しかし、演武での正確性を身に着けることによって、組手での強さに通ずる基本を得ることができ、真の空手家としての資質を上げることにもつながると言えるでしょう。
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