組手の効果的な練習法/空手の上達法
空手の最終形態は組手です。組手が強くなるために、基本を行い、基本技の組合せである形を鍛錬し、そして組手を行うという練習方法で日々練習をしているわけです。
では、その組手を強くなりたいからといって、組手だけを行うという練習方法で組手が強くなるのか、うまくなるのか?
結論を言うと、絶対にそれだけでは強くならないしうまくならないのです。それは、空手が一撃で相手を倒す必要があるからです。
空手の一撃必殺の技はどのようにつくられるのかといえば、長年にわたる鍛錬の積み重ねでしかありません。
ですから、空手の技ができないもの関わらず、自由組手だ試合だといって、小手先練習方法では一時要領を得てもすぐにメッキがはがれてしまいます。
そのことを前提に次の練習方法を提示します。
1.基本組手
最初に行う組手が基本組手です。移動稽古で力を養った後、素早い動きと、しっかりした立ち方で、相手の足の内側に自分の足を踏み込むようにします。
その時、相手が自然体で立っていれば、攻めていくものと胸がつく程度までになります。相手が前屈立ちで下がれば、こちらからの突きが中段に届く距離です。
この距離感をつかむのが基本組手です。五本、三本ときちんとできるまで行いましょう。
2.自由一本組手
基本組手でしっかりと間合いがとれ、立ち方、突き等のコースができるようになったら、任意の間合いから攻防を行う、自由一本組手へと練習方法をすすめていきます。
ここでは、自分の攻撃のバリエーション、反撃のタイミング等を学びます。
近年は自由組手が試合でも取り上げられるため、自由組手が最高段階と考えられますが、空手発祥の経過から考えると、自由一本組手が空手の最高段階と考えるのが良いと思います。
練習方法としては、攻撃技に対する防御から反撃、それに対する再反撃を習得できるよう工夫して行ってください。
3.自由組手
やみくもに試合形式の練習方法に走らず、どんな場合でも一撃必殺の強い技が出せるように練習しましょう。極めの強さ、スピード、タイミングが必要となってきます。
間合いの取り方、ステップワークが自由組手では重要になりますから、移動稽古の応用による、突き込み、打ち込みという練習方法、正確な技を正確な部位に極めるための練習方法が必要です。
対人練習が多くなりますので、道場等ではなるべく、多様なタイプ相手をみつけ練習すると良いでしょう。
試合の練習では、8メートルのコートの使い方を習得すること、また、時間配分や試合運びといったコツを学ぶことも大切です。
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