子供を空手好きにする練習方法
「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、物事を好きになることで自分から積極的に取り組みたいと行動を起こしたり、より上手になりたいと自ら工夫を試みたりするという意味で、これは空手の練習においてもあてはまります。
これから空手をはじめるというお子さんが空手を好きになればこれ以上にない上達の近道です。
そこでそのお手伝いの意味を込めて私の経験からいくつかの練習方法をここではご紹介します。
1.スパーリング
これはサンドバックなどの対象物に対して突きと蹴りを繰り返すという練習方法です。
これによって空手に置いて基本的な突きと蹴りの動きを楽しむことが出来ますし、サンドバックは動かないので自分の間合いを量ることも出来ますし、何より相手が必要ないので自分のタイミングで練習することが可能です。
またこの練習方法は、空手の魅力の一つである爽快感を初心者でも得ることが出来る手軽なものです。
もちろん、本格的なサンドバックをご自宅で用意するのは難しいと思います。
そこでおすすめしたいのが、某激安量販店などに置いてある水をおもりとしてプラスチック製の軽い本体を攻撃することが出来るボクシング用のサンドバックです。
正しいフォームで行わなければ捻挫などの怪我をすることがあるという本物のサンドバックの欠点を気にすることなく子どもでも簡単にスパーリングを行うことが出来ます。
特に空手を始めたばかりでああだこうだと細かいところを注意したところで子供はあまり聞いてくれませんし、それを実践するのも難しい話です。
怪我がないようにだけ気を配れば子供が楽しいと思えることを優先するのも最初のうちは大切です。
また、スパーリングは上級者になっても行う練習方法の一つで誰かに手につけるミットを持ってもらってそのミットに対して突きや蹴りを行うという内容のものですが、これは攻撃をする側も受ける側もそれなりのレベルにならないと成立しないのでここでは紹介にとどめておきます。
2.突きと蹴りで競争
これは横一列に並んで突きと蹴りをゴールに向かってひたすら続けるというもので、その速さを一緒に練習をしている人と競うという練習方法です。
自分の攻撃の速度や手数というのはセンスよりも練習によるところが大きいものなのでライバルを見つけて次どうしようと考えるよりも早く手足が動くようになるのが理想です。
最初のうちは突きと蹴りの基本が出来ていないので先にスパーリングである程度の基礎を固めることをおすすめします。
3.その他
これは練習方法というわけではありませんが、練習に関わることとして書かせていただきます。
先ほどご紹介した練習方法でお分かりかと思いますが、一緒に練習してくれるライバルの存在は子どもにとって大きな役割を果たします。
例え空手を好きになったとしても子どもですから練習が面倒になったり、遊びを優先したくなったりすることがあるかもしれません。
また、空手は格闘技と分類されることから分かるように、練習相手という仮想敵の存在は必要不可欠です。
時にライバルとして、時に練習相手として、大会に出場したときには応援してくれる存在としてご友人と一緒に始めたり、通う先の道場で同年代の友人をつくったりすることをおすすめします。
4.注意点
私は空手以外にもいくつか格闘技を経験していますが、初めての練習が終わるとどの格闘技の先生が必ずおっしゃるのが、「練習でやったことは遊びで使ってはいけない」ということです。
子どもなら新たに出来るようになったことは誰かに見せびらかしたくなるものです。
ただ、空手は特に素人の方に対しては予想もしないような大怪我につながります。
空手は自分と自分の大切な人やものを守るための手段であって遊びでは決して使ってはいけないということを親御さんからきちんとお話してくださることを期待します。
とは言っても空手に興味を持つような子どもというのは往々にしてやんちゃなお子さんが多いのも事実です。
私が通っていた道場では、親御さんが口で言っても聞いてくれないお子さんには師匠から直接おしおきがありました笑
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