空手の後ろ回し蹴りが上達する練習方法
後ろ回し蹴りは空手特有とも言える技です。
ある程度空手の経験を積めば、少しの練習で後ろ回し蹴りはできます。
しかし、後ろ回し蹴りを組手で使えるほど上達する人はなかなかいません。
後ろ回し蹴りを上達させるには、どんな練習をこなせばいいのでしょうか?
1.後ろ回し蹴りを実戦で使うために必要なこと
冒頭でも述べた通り、空手の後ろ回し蹴りはちょっと練習をすれば誰にでもできます。
しかし、実戦で使えるレベルで後ろ回し蹴りを使える人は少数派です。
理由はいくつかあります。
まず、回転のスピードが速くないと簡単に避けられるため。
それに、うまく当てるのも技を出すタイミングも難しいため。
実戦で後ろ回し蹴りを使えるレベルに引き上げるには、まず回転のスピードを上げる必要があります。
うまく当てるためにはミット打ちの練習をすればいいし、タイミングを上達させるには組手を繰り返せばいいのです。
しかし、回転スピードはどのような練習によって上達させることができるのでしょうか?
2.後ろ回し蹴りの回転スピードを上げるには
後ろ回し蹴りが得意な選手、特にプロの選手は後ろ回し蹴りの回転スピードがとにかく速いです。
高速という言葉がぴったりなスピードで後ろ回し蹴りを出しています。
後ろ回し蹴りの回転は、前足の力で生み出されています。
この前足の力を伸ばすことが、回転のスピードを上げて後ろ回し蹴りを上達させることになります。
前足のどんな力で後ろ回し蹴りの回転は生み出されているでしょうか。
ちょっと後ろ回し蹴りを打ってみれば分かります。
足首が内側(逆時計回り)に動く力です。
この力を鍛えるために、2つの運動をします。
1つは、後ろ回し蹴りをとにかく打つこと。
一日50~100本打つ練習をするのが理想です。
それから、手で足を抑え、足首を内側に回す筋トレをすること。
手で力を調節して、10~15回が限界の高付加で3セット行います。
小さく細かい筋肉なので超回復が早いため、この筋トレは毎日行っても大丈夫です。
3.後ろ回し蹴りの種類
基本の後ろ回し蹴りは、前に押し出すように真っすぐ蹴ります。
踵でみぞおちを狙って当てます。
また、踵落としの変則のように、横から踵を振り回すように当てる後ろ回し蹴りも一般的です。
狙うのはろっ骨で、当たればほぼ間違いなく相手は倒れます。
これは、コンビネーションで組み立てることにより、より強力な技になります。
中距離に近い距離から、カギ突きを出し(相手には当てない)そのまま回転して後ろ回し蹴りで踵を叩きつけます。
カギ突きをガードしようとして腕があがっているので、空いているろっ骨を狙うことができます。
もちろん、顔面を守ろうとして腕を上げているので、顔面有りルールの空手のみで使用できるコンビネーションですが。
その他にも、様々なコンビネーションに組み込める技なので、ぜひ考えて練習をしてみてください。
技のコンビネーションを上達させるコツはとにかく「考えて練習をする」そして「実践してみる」の2つです。
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