上段蹴りのやり方とコツ/空手が上達する練習メニュー
空手で上段蹴りが発生したのは最近です。
空手は武器を持たない民衆が身を守るために編み出した武術ですから、相手を倒すというよりは最小の動きで相手の攻撃を防ぎ自分の安全を確保する動きが主になっていました。
上段蹴りは相手を倒す効果は期待されますが、外れた場合自分の体制を崩し大きな危険を背負い込むことになります。
したがって、上段蹴りは空手が普及し試合が行われるようになってから使われるようになったものです。
試合で使われるのを前提したものですから、上段(顔面、頸部、頭部)に対してノンコンタクトまたはスキンタッチする上段蹴りが主流になっていますが、本来の上段蹴りはきわめて効果の高い危険な技です。
1.試合用の上段蹴り
試合上で使われている上段蹴りのほとんどは回し蹴りとなっています。試合上の上段蹴りですから、コンタクトは弱めに引きを取る余裕が必要です。
蹴りにコントロールが効くように十分に練習を積んでいく必要があります。前提条件として足が上段まで届かなくてはなりませんので、柔軟性が求まられます。
練習メニューとしては股割り等のストレッチからしっかり行いましょう。俺は身体が硬いから無理、とは考えずに根気よく続けて行っていけば、必ず柔らかくなります。
コツは毎日続けること。十分な時間をかけて行うのが理想ですが、時間が無いときでも忘れずに少しでも行えば必ず効果は出ます。
朝起きたら軽くストレッチをする、夜寝る前にベッド上で時間を取って行うなどクセをつけてしまうと良いでしょう。
試合上の上段蹴りは背足と言われる部位(足の甲)で蹴ることになります。足首や脛で蹴ると相手を倒すことになってしまうことの他に、自分の足を痛めてしまうので注意が必要です。
蹴ることに集中して、攻撃部位の背足を相手に当てることになりがちですが、膝を高くかいこみ、あとはスナップで上段を狙うと極まりやすくなります。
練習として足あげ、かいこみ(自分の胸に膝が着くイメージ)、そこからのスナップを順々に行い、それが連動してできるようにしましょう。
2.基本の上段蹴り
蹴りの種類は、前蹴り、回し蹴り、横蹴り、後ろ蹴り等ありますが、それぞれ基本の動きがあります。それを繰り返し繰り返し練習をしていくことが大切です。
練習メニューとしては、試合ようとは違い、相手を倒すものですから、武器(相手にヒットする部位)をしっかり鍛えておくことが必要です。
しっかり、サンドバッグ、巻ワラ等を蹴り込んで、虎視(上足底)や足刀を作り上げることが望まれます。回し蹴りなどはどういう状況で繰り出される技かを理解し身体の使い方を考えて練習しましょう。
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