中段突きの受け方 | 空手が上達する練習メニュー
空手の代表的な基本の突きの一つが中段突きです。
中段突きとは水月(鳩尾、胃袋の上であばら骨の下部)を狙う技で、極まれば呼吸が出来なくなり倒れこんでしまうほど強力な突きです。
自分から相手に飛び込んで突くことも可能ですが、実際には相手の攻撃を受けて極める場合が多いのではないでしょうか。
目標を定めて、正しく毎回気迫を持って練習し上達を心がけましょう。
1.中段突きのポイント
まず、中段の位置を正確に確認し、毎回そこを目標に正しい中段突きができる様に練習します。
その目標位置に対して、腰の横に構えた拳を思い切り突き出しますが、この拳の軌道が毎回変わらない様にしっかりと身に着けます。
ただ手を出すだけでは威力のある突きにはなりませんので、突きこんだ最後の瞬間拳の回転を行って、突き始めは手の甲が下だったものが突き終わりには上を向くような回転を付けます。
この最後の回転の時に拳を強く握りこんで回転させることで極めができて、びしっという空気を切る様な音が出るぐらいまで鍛え上げます。
この時、拳が伸びっぱなしでは極めになりませんので、最大限伸びきった腕を少し戻すように逆回転させると極めが出て威力のある中段突きになります。
空手の練習でも毎回必ずやる突きですが、慣れてしまって力を抜いた突きを出していると、正しい突きが出来なくなってしまい上達しなくなってしまいます。
目の前の相手を倒す気迫で突きの練習を行ってください。
初心者はどうしても力みすぎてしまいがちですが、それも繰り返し練習をつつけていくとある時、力を入れなくても鋭い中段突きが身に付くようになります。
2.中段突きに対する受けについて
中段突きに対する受けは、15.章でも書いた中段受けのやり方があり、それが中段内受けと中段外受けですので、その章を参考にしてください。
ここでは、それ以外の中段突きの受け技である下段払いについて説明します。
中段突きは大変威力のある突きですので、生半可な受けでは通用しません。
相手が突いてきたら、受け手を耳のあたりから拳を握り、回転させながら下方に振り下ろします。
反対の手は引手として強く引くことにより、受け手の威力も増します。
受けたときは前足に重心が乗り、相手の攻撃に跳ね返されないようにします。
相手の拳を確実に体の外側に弾くことを心がけましょう。
うまく受けられたら、反対の手で上段を突くなりの反撃の体制も忘れてはなりません。
空手が確実に上達するためには相手を見つけて中段突きをしてもらい、受けのタイミング、強さ等を覚えると正しい受けが早く身に付きます。
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