空手の前屈立ちが上達する練習方法
前屈立ちは、空手の土台となる基礎的な身体を作る練習です。
土台なくして、強い空手の組手はできません。
基本稽古で行うだけでなく、空手を上達させるためには自主練習でも行いたいものです。
1.前屈立ちとは
空手の前屈立ちの練習は基本の繰り返しです、しっかり上達させましょう。
前屈立ちは、後ろ足を大きく後ろに下げ、前足の膝を曲げて腰を沈めます。
体重は前足にかかります。
もちろん全体重をかけるわけではありません、体重の7割ほどが前足にかかります。
前屈立ちは空手だけでなく中国拳法にも似たような立ち方があり、元々は中国拳法からの流れを汲んでいる様です。
空手道場では、前屈立ちでの移動稽古や、前蹴りの動作の練習などを行いますね。
なぜこんな立ち方をするのでしょうか?
足腰を鍛えるためでもあり、空手における身体の操作を分かりやすく身に着けるためでもあります。
前屈立ちは前足に体重がかかっていますね。
これは突きが伸びきった時の重心の取り方と同じです。
基本稽古と同じで、あえて大げさな動きで稽古するという立ち方なのです。
ですから、移動稽古に使われる立ち方でもあるのです。
また、前蹴りを打つ際、重心は蹴り足ではなく前足にありますね。
前足の軸の強さが、前蹴りの強さを左右します。
そのため、前屈立ちで前蹴りの動作を行うのです。
2.前屈立ちの練習方法
前屈立ちで突きや蹴りなどの基本動作を行う時は、前屈立ちを崩さずに行うことが重要です。
前屈立ちでの練習は全身鏡のある道場で行うのが一番です。
鏡を見ながら、頭が上下に揺れないようにしましょう。
移動をして突きを打つ動作を行っても、頭は上下しません。
移動をしているときも上下せず、頭の標高を維持します。
前蹴りの動作を行う時も、頭が上下しないことを確認して行います。
そうすることによって、強靭な下半身を養うことができるのです
前屈立ちをして、すり足で後ろ足を前に出します。
左右逆の構えになると同時に、突きを出します。
これが移動をしながら突きを出す練習になるばかりではなく、重心の力点やタイミングも上達していきます。
そして、また後ろ足を前に出して、構えの左右が元に戻ります。
そして、そのタイミングで突きを出します。
これが、前屈立ちでの突きの移動稽古になります。
前屈立ちで前蹴りの動作を行う時は、突きの様に移動はせずその場で行います。
前蹴りを打つと腰が浮いてしまいがちですが、腰を浮かさずに頭の標高を維持しながら前蹴りを打ちます。
前蹴りを打ったら蹴り足は元の場所に戻します。
初心者のうちは身体が固くてやりづらいと思いますが、練習をしているうちに足が簡単に上がるようになります。
前屈立ちでの前蹴りは、柔軟性の練習にもつながっているのです。
様々な効果のある前屈立ちでの稽古はまさに武道の叡智の結晶なのですね。
前屈立ちのような、身体の正しい操作を身に着ける伝統的な練習は毎日行うことで空手を大きく上達させることができます。
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