三戦立ちの正しい立ち方や使い方|空手の上達メニュー
空手には色々な立ち方があります。
中には普段の練習・組手の試合などでは使わない立ち方もたくさんあります。
ですが空手を上達させるために知識として覚えてほしいものもたくさんあります。
そんな立ち方の中に三戦立ちというものがあります。
そこで今回は「三戦立ちの正しい立ち方や使い方」をテーマに三戦立ちについて紹介していきましょう。
1.三戦立ちとは?
まずは三戦立ちについて説明していきましょう。
三戦立ちは「サンチン」と呼びますがもともとは空手の源流である琉球唐手から伝わった立ち方です。
またこの立ち方は足場が不安定な船上で生まれた立ち方だと言われています。
ではこの三戦立ちの特徴・利点とは何なのでしょうか?
それは身体を安定させ攻め・受けを円滑に出すことが出来る立ち方なのです。
もともとの誕生は上記のとおり船上での戦いのために生まれたものだと伝えられていますが、船上は海の中を進むわけですから当然足場が安定しません。
足場が安定しないと突きに本来の威力・スピードが満足に出せないのです。
そこで考案されたのがこの三戦立ちなのです。
三戦立ちは両足で地面をつかむように立つので下半身を足場にしっかりと固定でき非常に安定した体勢を保てます。
この状態なら本来の突きの威力を船上でも出せるようになるのです。
2.三戦立ちの正しい立ち方
では次に三戦立ちの正しい立ち方を紹介していきましょう。
①まず両足を八の字に開いて内股をしっかりと締めます。
※これが三戦立ちの一番のポイントです。
この下半身の動き・形が不安定な足場でも身体を固定させて突きを打つことが出来るようになるのです。
②次に両腕を脇をしっかりと締めながら拳を肩の位置に上げながら立たせます。
※この上半身の動きにより、より一層身体を安定させることが出来るのです。
この全身の構えが三戦立ちの正しい立ち方です。
そして突きを打つときは上半身を本来の正拳突きの構えに戻して打ちます。
この時に脇をしっかりと締めることを一番に意識してください。
実際にやってみればわかると思いますが非常に安定感のある立ち方で多少の揺れや負荷がかかっても平気です。
実際に船の上で戦うことなど無いと思いますが、電車の中でやってみても身体の安定性を実感できると思います。
実際の空手の組手などでは使うことのない立ち方ですが、足場の悪い中での防御策として使える立ち方ですの覚えておいて不要な立ち方では無いと思います。
空手の色々な立ち方の中の一つとして覚えていただき上達に役立てることが出来ればいいと思います。
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