刻み突きの練習方法 | 空手が上達する練習メニュー
空手道では刻み突きというものがあります。主に戦う相手に対して構えた際、1発目のジャブのことさします。
試合ではこの刻み突きので試合中ポイントとなることもありますが、空手の試合で1本を取るにはかなりの鍛錬が必要です。
1.二種類ある空手道
空手道では大きく分けで、フルコンタクトとノンコンタクトとで分かれています。フルコンタクトとは主にK-1などでイメージされるような、相手に力一杯打撃を加えて直接ダメージを与える、とても辛い戦いです。
試合では血を流すことを当たり前で防具も少ないため、痛みに強くならなくてはいけません。逆にノンコンタクトは相手に直接打撃を与えず、原則寸止めで、防具を付けて戦います。
そのためあまり血は流さず、鍛錬した技を試合でぶつけ、技のキレを審査員に評価されたことで、ポイントを獲得していくものです。
2.基本練習
はじめに構えます。相手と対戦する際、相手も右構えなのか、左構えなのか、どちらかによって帰る選手もいます。
はじめは自分の蹴りやすいほう、突きやすいほうが後に来るように構えるといいかと思います。
足は肩幅にカタカナな「ハ」を逆さまに書くように立ちます。そのまま片方の足(左構えなら左足、右構えなら右足)を前にまっすぐだします。
アキレス腱を伸ばすようなイメージで前足を90度に曲げ、後足は曲げずに伸ばします。その時姿勢は背筋をまっすぐに伸ばし少し顎を引きます。
足の親指には力を入れ床を噛むようにします。肩の力をぬき、脇をしめ、前拳(足と同じく左足が前なら右足が前なら右手が前)は肘を曲げ拳が肩の高さに来るように構え、相手の顎の当りに刻むようにつきます。
その際後の拳は前拳の肘のあたりに小指一本分のスペースを置いて構えます。拳は掌を上にし第一関節、第二関節、第三関節の順に力を入れて折りたたみ最後に親指を曲げます。
この時、親指が少しでも拳からはみ出ていると自分で突いた時や、蹴られたときに指をおります。拳は常にしっかりにぎります。
そこから前拳の肘を一瞬で伸ばします。前拳は相手の上段、だいたい相手の顎の位置を狙います。
拳は縦拳だったものを横拳に回転させながら相手の上段に持って行きます。突いたら元の位置に戻す、突いたら元の位置に戻す、この繰り返しです。
足や肩の頭が少しでも揺れると相手にわかられてしまいます。必ず姿勢が崩れていないかチェックしながら全身鏡などを使って練習します。
刻み突きは空手のなかでも、相手にに対して最初に突くもので、相手との間合い、調子を伺う、そんな要素が詰まっています。ですので、一番大切なのは姿勢を保ち相手に分かられないようにしながら、拳を出し、引き戻すことです。
これが次の技への準備につながります。常にどんな状態からも技がだせるように姿勢を保つことが重要です。
そして、鏡を見て練習しているうちに1000本もやれば少しですが腰がついてきます。腕より先に腰が動けば上達は近いです。
ただはじめは少しずつ1日寝る前に30本、洗面所などでハミガキをしたついでに鏡と向き合うと良いです。
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