組手での刻み突きの使い方 | 空手が上達する練習メニュー
刻み突きは構えたときに相手により近い方の手で突く突きのことです。
ボクシングで言うところのジャブのようなものですが、空手という武道の技であるため、少しくせがありますが、使えるようになればとても便利です。
1.刻み突きの使い道
先ほど刻み突きは構えたときに相手により近い方の手で突く突きのことだと書きましたが、みなさんは刻み突きをどのように使うものかということはご想像がつきますでしょうか。
もちろん刻み突きで空手の組手の試合での得点にもなります。
それだけではなく、相手の意識をある部分からそらすためだったり、カウンターだったり、後に逆突きを決めるためのフェイクとその反動をつけるためという機能を兼ね備えていたりと使い道は様々です。
ただ、どういう使い方をするにしても正しい刻み突きが出来ることが前提になっているのでこの後その詳しいお話をします。
2.刻み突きの解説
まず空手の組手の構えをします。
構えるときに無駄な力は入れずに脇を締めて両方の拳が相手の上段を狙えるような姿勢をとり、膝は軽く曲げ、重心は指先のほうに置きます。
体は相手に対して正面に向かい合わずに斜め45度、空手で言うところの半身という向きで立ちます。
そして相手に向かって前の足を踏み出すと同時に肘で相手を突くつもりで突き、相手に触れる寸前で引きます。
踏み出した足が地面に再び着く前に突きを引き終わるのが理想です。
逆突きじゃないから腰が少々使いにくいかもしれませんが、左構えなら腰を軽く右に回転させるように足で踏ん張り、すぐに戻すという動きが出来るような立ち方と腰の動かし方を身につけてください。
また、基本は左構えですが、空手の組手の中では逆構えと呼ばれる右半身が前になる構えになることもあります。
また組手の中では自分では考えもしないような動きを体が勝手にしてしまうことがあります。
それらの場合に備えてというのと、全身の筋肉をバランスよくつけるため、左構えと同じように右構えでの動きも練習メニューに組み込むようにすることをおすすめします。
3.練習メニュー
ミットを使った練習メニューの中でワンツーについてお話しましたが、そのワンが刻み突きです。
もちろん、ワンツーの中で練習しているからいいだろうとおっしゃる方がいらっしゃるのですが、刻み突き以外のことがどうしても刻み突きをおろそかにしてしまうことが多いように感じます。
そこで練習メニューとして刻み突きのみを取り上げ、最初に形を確認する10回ときちんとした刻み突きを30回というものをワンツーやクロスの前に組み込んでみてはいかがでしょうか。
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