空手の掌ていが上達する練習方法
掌ていはとても便利な技です。
護身術では、正拳より使いやすく簡単に身に着けられるという理由で、掌ていを主力としているものも多くあります。
空手においても、とっても重要な技ですので、練習をかかさずに上達させてください。
1.掌ていとはどんな技?
空手の掌ていとは、手のひらを相手に見せる形で構えて、手のひら下部のふくらみの部分を前に押し出すように作ります。
正拳と比べてリーチは短くなりますし、柔らかい部分なので骨を折るのに適しません。
ですが、拳を握らずに攻撃ができるため、防御や掴み技との連動がしやすい点。
さらに、範囲が広く柔らかい部分で攻撃をするため、相手の内臓にダメージを浸透させたり、顎や頭を打って昏倒させるのに適しています。
しかも、正拳より範囲が広いためにとても当てやすいのも特徴です。
逆に、範囲が広いため、相手のガードをすり抜けるのが難しいというデメリットもあります。
とはいえ正拳のように部位鍛錬の必要もなく使いやすいため、それほど練習を積まない素人向けの護身術に人気があるのです。
また、戦いの中で正拳を傷めた場合に代用として使うことができます。
人間の額の骨は分厚く頑強で、額に突きが当たれば長年鍛え上げた正拳すら簡単に壊れてしまいます。
空手の達人ですら、複数人を相手にすれば何人か倒したところで正拳を傷めます。
そのため、相手が複数の場合は正拳が破壊された後の武器として、掌ていの練習が必ず必要になるのです。
軍隊格闘技では、拳を壊してしまったらその後の活動に支障をきたすため、掌ていを主力としているものが多くあります。
掌ていは正拳と違って壊れにくいため、相手の頭部を打つこともできるのです。
2.掌ていの練習方法
掌ていの実戦的な練習をするのは、実は難しいのです。
空手の組手では禁止されているケースが多いですし、顔面を打たないフルコンタクト空手のルールでは掌ていの有用性が薄まります。
しかし、実戦においてはとても有用な技なので、武道を志す人間としては必ず練習をして上達させたいですね。
とはいえ、掌ていの使い方は通常の正拳と変わりません。
正拳との違いは、リーチの長さと、当てる場所の有効性でしょうか。
リーチの違いには、一度体感して慣れておく必要があります。
ミットやサンドバックなどを掌ていで叩いたり、当てない程度の軽い組手を掌ていで行うと良いです。
また、掌ていが良く効く部位は心臓・顎・こめかみになります。
心臓を狙う練習や、顎を打ち抜く練習、こめかみをカギ突きで狙う練習も合わせて行いましょう。
顔面を叩く場合、指が相手の目に入り目つぶしになる効果も期待できますが、突き指をする危険性もあります。
掌ていの練習をこなして上達させておくと、いざと言う時の安心の武器として身に付きます。
とにかく一度でも、掌ていのリーチに慣れておくと上達しますよ。
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