空手の突きのスピードを上げる練習方法
空手は、基本を身に着けてある程度練習をつめば誰でも強くなれます。
しかし、さらに強くなろうと思えばパワーやスピードといった力を上げていかなければなりません。
突きのスピードの向上は、空手家だけでなく格闘家なら誰でも求めるものです。
1.スピードのある突きとは
空手でスピードのある突きを打つためには、十分な脱力ができていなければなりません。
筋肉に力をガチガチに込めながら突きを打つのは、アクセルとブレーキを同時に踏むようなものです。
脱力のできた突きを打つためには、脱力を意識しながら何度も繰り返し突きを打つ練習をするしかありません。
さらに、最短距離で突きを当てる必要もあります。
放物線を描いたようないわゆるテレフォンパンチはどんなにスピードが出ていてもスピードのない突きになってしまいます。
最短距離で当たる突きを出すためには、脇を十分にしぼる必要があります。
脇を絞り、拳を前で突き出す理想の構えが最短距離の突きを生むのです。
スピードのある突きの代表としては、順突き(ジャブ)や日本拳法でよく使用される直突きがあります。
順突きは元々相手と拳の距離が近いうえに、モーションも小さいのが特徴です。
直突きは、縦拳のまま真っすぐに打つため最短距離で相手の腕のガードをすり抜けて当たります。
スピードがある突きが打てるようになると、相手の出鼻を挫くことができるようになります。
ぜひ練習をして上達させてください。
2.突きのスピードを上げる肉体トレーニング
空手の突きのスピードはどこから生まれるのでしょうか?
最も重要なのは腰が回転するスピードです。
どれだけ素早く腰が回転するかで、突きのスピードは大きく変わります。
腰の回転を速くする練習があります。
肩幅まで足を開いて、不動立ちのまま腰を左右に素早く回転させます。
1分間、全力の回転を維持し続けます。
これを3セット、毎日一か月行うと、驚くほど突きのスピードが上達していきます。
最も重要なのは腰の回転ですが、突きは全身の筋肉を使い打つものです。
さらなるスピードを出したい場合、全身の筋肉のスピードを上げる必要があります。
そのために筋肉トレーニングのやり方を変えなければなりません。
あなたはバーベルを上げる時、「ゆっくりと上げてゆっくりと下げる」というようにトレーナーに教わりませんでしたか?
ボディビルダーになりたい場合、それが正しいやり方に間違いありません。
筋肉を大きくするという観点からいうと、筋肉トレーニングはゆっくりとやったほうがいいのです。
しかし、空手に必要な筋肉を養う場合、スピードのある筋肉トレーニングをする必要が出てきます。
ロシアでは、筋肉トレーニングはゆっくりとした動作で行わず、反動をつけて行うのが一般的です。
日本では、「反動を使うな」と教えられることが多いですよね。
私はロシア人格闘家の強さの秘密の1つは「反動を使った自然な動きでの筋肉トレーニング」なのではないかと考えています。
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